育児中の腱鞘炎について
こんにちは。
茨木にある産後の骨盤矯正専門院の茨木いで整骨院です。
今回は育児中の腱鞘炎についてです。
産後骨盤矯正で来院されるママさんに
骨盤以外のお悩みで多いのが腱鞘炎です。
腱鞘炎は基本的には、手首の使い過ぎで起こります。
出産後すぐに授乳が始まると、慣れない環境の中で
赤ちゃんの頭を支えるという行為が非常に多くなります。
まだ首の座っていない赤ちゃんが、上手におっぱいを吸えるように
ママさんは手のひら全体を使って、赤ちゃんの首から頭を支えます。
この時、手首にかかる重さは
新生児で「およそ900g~1㎏」。
首が座りかける2カ月~3か月で「およそ1.5㎏~2㎏
となります。
ペットボトルを想像していただくとわかりやすいのですが、
1㎏はまだしも、2㎏はとてもキツイ重さです。
あの重みを授乳している間、ずっと支えているのですから、
手首の使い過ぎになるのも当然ですよね(^^;)
対処法
①冷やす
炎症反応は起こっていますので、患部を冷却します
②筋肉のケア
炎症反応が少しおさまると筋肉が固くなります。柔軟性を取り戻すため筋肉のケアを行います
③サポート
手首の安静のため、育児や家事の妨げにならないようテーピングなどでサポートします
本来ですと、手首の関節を固定し、冷やしながら施術をしていくと
早く快方にむかうのですが、ママさんの手首を固定したり安静に保つのは現実的ではありません。
ですので、当院では極力育児の妨げにならないような患部の処置をさせてもらっています。
育児中、また産後骨盤矯正を受けておられる方も、手首の痛みが出てきたら
お気軽にご相談下さいね。