出産後、骨盤に良い生活②
こんにちは。
産前産後の専門整体院の茨木いで整体院です。
今回は前回に続いて、出産後の骨盤に良い生活その②
「座り方について」です。
座り方ってたくさんありますよね。
足組、あぐら、正座、横すわり、ペタン座り・・・
どこに座るのかでも、座り方が変わったりもします。
普段何気なくやってしまっている「座る」という動作も、
座り方によっては、骨盤や体の歪みを作ってしまいます。
特に出産後は骨盤が不安定なため注意が必要です。
①ソファーに座る場合
一般的なソファーは、少し沈み込むようにできていて、深く座るとお尻が膝の高さより
低くなってしまいます。
この座り方をすると骨盤が大きく後ろに傾くため、よくありません。
ソファーに座る場合は出来るだけ先のほうに座り、沈み込まないようにしましょう。
足を組んで座るのは厳禁ですよ。
②ダイニングチェアーに座る場合
ダイニングチェアーは固いものが多く、沈み込みも少ないです。
またイス自体が直角に近い角度になっているため、一番理想的な座り方が出来ます。
ダイニングチェアーの場合は深く座り、背もたれを利用して骨盤を真っすぐ立てるように座りましょう。
また授乳をするのにも一番適しています。
深く座って、授乳クッションを使い、背中が丸くならないように心がけて下さい。
こちらも足を組んで座るのは厳禁です。
③床に座る場合
あぐら・片膝立て・横すわり(お姉さん座り)・ペタン座り(両足首の間にお尻を落とす座り方です)は
NGとなります。どれも歪みを作り出す座り方です。
また、妊娠後期はあぐらを推奨されるため、出産されてもあぐらをかくママさんが多いですが、
骨盤を閉めなければいけない時期に骨盤を開いた座り方になってしまいます。
床に座る場合は正座が一番骨盤に良い座り方となります。
長時間できるものではないですが、正座は骨盤を立ててくれて、背筋も真っすぐにしやすい
座り方なので、出来る範囲でやるようにしましょう。
正座イスなどを使うと長い時間座りやすくなりますよ。
赤ちゃんがいる中で、座り方を気にするのはとても大変かと思いますが、
少しの時間でもいいので、座り方を意識してもらうと
骨盤へのダメージも抑えられます。
是非参考にしてみて下さいね。