春はぎっくり腰の季節です。
こんにちは。
大阪府茨木市にある産前産後の専門院、茨木いで整骨院です。
春はぎっくり腰が多くなります。
昨年の秋のブログでも書きましたが、注意して頂きたい季節でもありますので
改めてお知らせを致します(^^)
16年の臨床経験の中から統計をとってみたところ、
ぎっくり腰は春と秋に頻発しています。
Q1,なぜぎっくり腰は起こるのか?
「急激な動作を行った時に、背骨と筋肉、靭帯に捻じれが起こり、
炎症を生じて強い痛みを発生させる」
これがぎっくり腰が起こる直接的な原因となります。
Q2,多発する年齢はどれくらい?
子供と年配の方にはほとんど起こりません。
特に子供にぎっくり腰が起こったというのは聞いたことがありません。
よく起こるのは、30代から50代となります。
身体が固くなっていき、さらによく身体を使う年齢に起こりやすいのです。
子供の身体は柔軟性があり、急激な動きにも耐えられる良い筋肉を備えています。
年配の方は、身体の柔軟性は失われますが、急激な動作を避けるようになります。
そのため、柔軟性が少なくなってきていながらも、
それに気づかず急激な動きをしている年代の方に
ぎっくり腰は多く発生してしまうのです。
柔軟性が失われてしまう一つの要因として「歪み」もあります。
Q3,なぜ春と秋に多いのか?
「仙腸関節(骨盤の後ろ側にある関節)の動揺性」と「自律神経の乱れ」
が挙げられます。
動かない関節といわれる仙腸関節に、季節の変わり目による温度差によって
緩みが出てしまい、急な動きに対応できなくなってしまったり、
精神的ストレスから自律神経の働きが悪くなってしまい、筋肉が硬直してしまったりと、
身体の内面と外面の両側の不調を招きやすい季節でもあるのです。
以上の事から春や秋にぎっくり腰は起こりやすくなってしまいます。
日常的に腰に負担のかかる動きをしておられる産後のママさんにも
当てはまります。
お子さんを抱き上げる時や、抱っこから降ろそうとする時などは
とてもギクッとなりやすいタイミングですので、
膝から曲げるなどして中腰を避けたり、急な動きを避けて
出来るだけお腹に力を入れてゆっくり動くことを心がけて下さいね。
また、もしぎっくり腰になってしまった場合は、
保冷剤などで痛んでいるところをしっかり冷やして
出来る範囲で安静を保つようにして下さい。
もしわからないことがありましたら、
お気軽にご相談下さいね。