産後の骨盤はどうなっているのでしょう?
こんにちは。
大阪府茨木市にある産後骨盤矯正専門院の茨木いで整体院です。
産後の骨盤はどうなっているのか?
についてお話をしたいと思います。
私は以前の職場でも産後骨盤矯正専門院の院長として7年、出産後のお母さんの骨盤をみてきました。
およそ3000人くらいになりますが、
その中で、骨盤が正常な状態にある方はほとんどいませんでした。
皆さんが経験されているように、どこか妊娠前と変わってしまっているのです。
骨盤の前後の傾きが強くなっていたり、左右で高さが違っていたり、
恥骨の位置が違っていたり・・・ほんとに人それぞれ違うんですね。
妊娠をすると、リラキシンというホルモンが出て、関節(仙腸関節)や靭帯(恥骨結合など)を緩めます。
さらに内臓や子宮を支えている骨盤底筋も変化をし、また少しずつ弱体化をしていきます。
この時から骨盤のゆがみは作られ出します。
分娩時には様々な力が働きます。
赤ちゃんはスクリューのような旋回運動をしながら狭い産道を通って出てくるわけです。
分娩の状況によっては助産師さんが馬乗りになってすごい力でおなかを圧迫することもあります。
(私の妻はそれをされてました( ゚Д゚))
出産後、最近のお母さんは産後休むことなく育児に入ることが多いです。
まだ戻りきっていない骨盤に育児という負荷をかけなければなりません。
さて、骨盤が歪まないわけがあるでしょうか??
ないですよね。
産後の骨盤というのは、妊娠から出産を経て、育児に至ってもなおダメージを受け、
歪み続けているという事なんです。
歪みがあると、体には様々な異変が起こります。
痛み、だるさ、動きにくさ、体型の変化、体重の増加・・・。
将来の不安なども考えられます。元気に子育ても出来なくなるかもしれません。
ですので、出産後に身体に不調が出ている方や、以前と違うように感じられている方、
体型や体重のことでお悩みの方は一度骨盤の状態を見せてくださいね。
骨盤がどうなっているのか一緒に確認していきましょう。